2024年1月20日土曜日

Schulz KSP-130K ステレオペア



旧東ドイツ・シュルツの13cmドライバー、KSP-130Kを同時代の東独製エンクロージャーに組み込み、ステレオスピーカーに仕立てました。

KSP-130Kは状態の良いフロントマウント仕様のペアを、エンクロージャーは製品に仕立てる前の状態で出てきたデッドストックのRFT製密閉箱を、それぞれ使用しています。

製作記事

KSP-130Kはこの口径では図抜けた音を聴かせるドライバーユニットですが、一方できわめてシビアな面も持っており、スピーカーシステムへ仕立てる際にエンクロージャーの奥行き寸や吸音材の質・使用量、ユニットのマウント方法などがセオリーから外れると、同じユニットとは思えないほどバランスの崩れた音になってしまいます。こうした性向を踏まえて、本品はシュルツ本来の音を楽しめるよう吟味した部材を定法に則って組み上げました。

広く深く明澄な音場と実在感に富む音像。シュルツの本領をお楽しみいただけます。


サイズ: W160、H307、D216mm ケーブル直出し3.4m


・シュルツKSP-130Kステレオペア・・・・・150,000円(税込み)