2019年12月8日日曜日

完・PTTの箱の修理


箱の塗装が済んだので、
ユニットを組み込みます。


適合ユニットは開口径からすると20cmか21.5cmか。いや、この押さえ金具の痕とボルトは、もしかしたらフィリップスが・・・

合いました

ストックしていた1949年製のユニットがぴったり。
このユニットはフレームの前枠に縁が付いているのですが、その形どおりに収まりました。ひょっとしたら元々付いていたのもフィリップスの同じ系統のユニットだったのかも知れません。
サブバッフルを作らずに済みました。


取り付けボルトはJIS規格のM5・0.8mmピッチが合ったので、そのままユニットを固定するのに使えます。

ナット、ワッシャ、金具を買ってきて、

革をポンチで抜いて
栃木レザー


ユニットの押さえ金具を作ります。当初はコルクを使用するつもりでしたが、良質なものがなかったので革に変更。
今度はDIAMコルクでも使ってみようかな

金具の痕から推測すると、オリジナルもこの固定法だったはず


ユニットを組み込み、外観部を組み付けたら、



できあがり。


ネット生地に古色がついているので、枠はタッチアップせず当初の剥げのある状態のまま組みました。

鳴らし込みながら微調整していきます。